マイナー学部で一流大狙い
○NYタイムズ
米高校生の他学部受験の人生相談がNYタイムズ紙(ギフトリンク)にのってました
・文学部向けの課外活動してきたけど
・最近、文学部には興味なくなってきた
・でも、文学部で受験すれば一流大学に入りやすい
・文学部希望とウソついて受験していいかな?
という人生相談です。
回答は総じて、受験OK!
理由は、
・そもそもその学問の魅力や全体像を高校生ごときのあなたが理解できてるわけないし、
・大学にいる間も興味変わるかもしれないし、
・全く関係ない分野で仕事することもよくあるし
・高等教育は何を学びたいのか見つける場なので
とのことです。
○課外活動で進路の幅が狭まる
日本では、高校生時に文理選択を迫られることが、進路の幅を狭めるみたいな議論がありますが、アメリカでは、長年培ってきた課外活動により、有利な進路が決まってきて、実質的には日本よりも、進路の幅が狭いのではないかという気がしてきました。
スポーツ系の課外活動であれば、ガッツや協調性のアピールなので、どの学問・学部が有利というのはないかと思いますが、
ロボコンや文化勉強系の課外活動だと、関連が全くない分野の学部への入学アピールには一段弱くなるのを気にしているようです。
例えば、上記米高校生は、学校で「言語学クラブ」を立ち上げて活動してたのがアピールポイントなので、文学部入試に有利とのこと。
私の周りには、学部選択を後悔している人っていないのですが、
まあ、日本でも、やりたいこと迷うレベルの多くの高校生は、そんなに気にする必要はないでしょう。
ちなみに、やりたいこと決まってない人は、とりあえず、進振りで希望学部を選べる東大が一番おススメです。
(進振り要求科目と点さえ取れば文系から医学部・工学部もOK)