三体【ネトフリと原作と中国の怒り】
ネトフリで三体シーズン1を見ました。
何年か前に原作を書籍で通読しているので、話の筋がうっすらと頭に残っていることもあり、原作の時ほどの感動はありませんが、面白い。
原作を読んだことがある者も、楽しめます。
難解な説明が所々出てくるのと、話が原作に比べて省略されている部分があるので、書籍を読むのを強くおススメ。
米紙NYタイムスでは、中国では怒りを買っているとの記事(ギフトリンク)がありました。
怒りの理由は、
・登場人物が中国人から(下のNYタイムス写真のとおり)黒人白人ラテン南アジア系に置き換えられている(中国の存在感が薄い)
・文化大革命の描写が残酷すぎる
からという事です。
主要登場人物 出典:NYタイムス
そもそも中国人が執筆した中国の検閲を通っている小説ですし、意図的な中国批判をあまり感じさせません。
また、登場人物の人種置き換えは、そこまで、怒るような理由でもないような気がしました。