東大合格者数予測の結果検証
「来年の東大合格者数の予測」という記事を書いて、結構なアクセスを頂いたので、結果を検証しなくてはいけません。
概ね予測は的中し、明示していた誤差の範囲内に収まったと思います。
(初稿3/10。3/24筑駒のエデュ掲載により加筆)
○タイトルに掲げた予測3点の検証
○聖光が灘・筑駒を抜く⁈
これは、聖光が100人に伸ばし、文字通り灘と筑駒を抜いて予測が当たったと言えます。
(3/10時点では筑駒は未発表)→筑駒は90人と発表され筑駒も抜いた。
△栄光vs浅野で逆転⁈
逆転はしませんでしたが、予測では栄光49人で浅野48人としており、実際も栄光47人で浅野45人と近接しており、予測としていい線行ったと思います。
×日比谷vs翠嵐で逆転?
これは、60人と44人でかなり差がついたのでハズレです。
○誤差は予測の範囲内か?
【本推計手法では35%の確率で±10人以上の誤差アリ】と記事の冒頭や末尾に示したので、誤差の検証をします。
3/10時点では±10人以上の誤差は21%の学校で生じました。
3/24時点では、誤差19%です。
事前に宣言していた35%を下回っており、誠実に誤差を明示していたと言えます。
○本文記事中の予測コメントの正誤
麻布・駒東について合格率のブレが大きく、下がる可能性アリと言及しておいたのは正解でした。
実際に、合格実績は低下しました。
豊島岡の予測合格者数を41人として、渋々と並ぶと予言したのは大ハズレとなりました。
実際は大不振で26人に後退です。
浅野・早稲田・海城の均衡について言及していたのも概ね正解と考えます。
県立浦和の40人台への回復の予言は的中させました。
日比谷が高位安定を上回る好調でトップ9に飛び込むのは予測できませんでした。