東大合格率9割の塾⁈【総合選抜型入試対策でハーバード合格率94%‼】
先日は、違法な入試コンサルタントさんの紹介記事でしたが、今回は合法版を紹介します。
〇東大合格率9割の塾⁈
東大に9割合格させてくれる塾に我が子を通わせたくないですか?
あるんです、ハーバード合格率94%の塾が。
その名も「アイビー・コーチ」!
名前からして受かりそうな予感がします。
ただし塾代は2億円です。
さて合格率を確認します。12/25に確認したHPによると、
ハーバード合格率93%
イェール大合格率88%
プリンストン大合格率88%
!🌸!🌸!🌸!🌸!🌸!🌸!🌸!
*合格率=過去5年の合格者数/過去5年の受験者数。出典はアイビーコーチHP。以上の数字は12/25確認ですが、12月は合格発表シーズンであるため、12/26時点ではハーバード94%、イェール81%、プリンストン83%と更新されています。
なお、ハーバードは過去30年のうち26年は全員合格だったとのことです。(しかも上記の「合格」は全員が「早期入試」=「早めに合格もらえるけど難しい方の入試」)
以上3校は、日本で言えば東大レベル!
東大レベルの学校に9割合格させてくれる塾です。
鉄緑会に通わせる気が失せるレベル...!(あっ、うち...)
鉄緑会は、実際の東大受験者数は非公表ですが、せいぜい合格率5割あれば御の字でしょう。
それを考えると驚異的な合格率です。
もちろん、塾の先生方はハーバードなどアイビーリーグの入試審査官を務めた方々です!
NYT記事によれば、典型的には、以下のような事項を指導。
・やるべき課外活動(”適切な”スポーツ種目選択のアドバイス)
・すてるべき課外活動
・とるべき授業
・共通テスト(SAT)対策
・エッセイの添削とアドバイスなど”完璧な”応募書類づくり
・寄付のタイミングなど
料金ですが、
ハーバード合格率93%の塾だと、5年パッケージ(中2~高3)で2億円です!
イメージ的には、夏休みの自由研究の外注の超進化版のようなもので、明らかに違うだろとバレない程度に手助けがあるのでしょう。
もりろん、退塾する人もいて、エッセイが批評され続けるのに耐えられず200万円の塾を高3半ばで辞める人が上記記事では紹介されていました。
〇米大って寄付すれば入れるんじゃないの?
ちなみに、米国はハーバード含め幅広い難関大学で、大口寄付者の関係者は入試で特別扱いしてもらえる制度があります。
しかし、特別扱いしてもらえる最低寄付金額は14億円以上ということです!
この高額さで、主に、リッチだけどウルトラリッチでない親が高額(14億円に比べれば塾代2億円は安い!)な塾や、不正入試に手を染めやすい構造です。
最後に、イェール大の入試総責任者のコメントを紹介します。
「アイビーコーチは、ぼったくりだが、優れている」
(初稿2023/12/26)
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