留学生82%の国公立大学‼【教育移民がインドからカナダへ】
中国などの中華系ルーツの方々の教育熱や教育移民などのTheJapanTimes記事について本ブログでも触れましたが、全国紙や各種雑誌でも取り上げられることが増えてきました。
そのうち、東大において日本人が少数派になる日も来るのではという説もSNSでは飛び交いますが、実際に、カナダでは国公立大の82%を留学生が占めている事例もあります!
今回は、カナダへのインドからの教育移民の話です。
〇ある国公立大の82%が留学生
年末のNYT記事によると
・カナダのトロントから車で8時間の田舎にあるノーザン大学(国公立大学)
・ノーザン大学生の82%が留学生(うち96%がインド人)
・オンタリオ州の国公立大の留学生の6割以上がインド人
・国公立大への政府予算縮減と国内生向け授業料上限規制で苦しい財政
・留学生向けの授業料は4.5倍なので収入源に(年170万円)
・出生率の減少と大都会への人口流出で田舎の学生不足(2000→1300人)
・国公立大の卒業生は就労ビザが取得可、順次永住権や市民権も取得可能
・留学生はカナダにとって不足する労働力の側面もあり
・320万円の借金してきてバイトもやる(大学構外は週20時間内)
・留学生が増えすぎて、家賃が高騰
・カナダ政府は、留学に必要な貯金額を2倍にする規制強化を実施
〇日本でも地方国立大への教育移民殺到⁈
いやはや、スゴイことになってますね。
国公立大への政府予算の縮減や授業料引き上げの難しさなどは、日本にも共通するものを感じさせます。
すると、日本でも留学生向けの授業料を大幅値上げして財源を確保することが考えられます。
東大というよりも、むしろ、地方国公立大学の医学部や理工系が54万の激安学費と考え合わせて、留学生に人気がでることが想定されます。
琉球大学の82%が留学生!という日がすぐそこまで来ているのかも知れません。
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