留学奨学金の獲得者は1%と知っての海外大志望?
〇留学生のうち奨学金をもらえる者は1%
(授業料を一部割引するとか学費の足しになる程度ではなく、)
柳井財団(31名:財団HPによる1~5期生平均値)、リクルート財団(4名)、孫正義財団(30名)や笹川財団(40名)とか、まともに世間がイメージする学費生活費が全額カバーできる(1千万円レベル)奨学金を支給するいわゆる財団奨学金の奨学生は合計で100名程度。
日本人の長期(1年以上)海外留学生は文部科学省(のリンク)によれば、42709人。
1年~4年の滞在者が多いと考えられるが、希望的に見積もっても年間1万人渡航希望とすると、100/10000人として1%の奨学金獲得率。
1割に達することはあるまい。
SNSであまたみかける、全額奨学金を得ることが進学条件で海外大進学希望の高校生のアカウント。自分がまともな奨学金をもらえる可能性は1%と覚悟したうえでチャレンジしているのであろうか?
「チャンスが何割かある!」と勘違いしている者が多いのではなかろうか?
例えば、以下のような者をネット上で見かけるようになった。
【偏差値70超の進学校出身者】
有名海外大学に合格したが奨学金を得られず海外留学断念。
マーチ以下の国内大に進学。
【偏差値70超の超進学校出身】
海外大全落ち。奨学金も全落ち。
国内大は受けておらず浪人中。
〇夢を煽る大人たちのビジネス
4年アメリカにいると6千万円の時代だ。即金でマイホームが買えるレベル。
親にとっても、不動産なり遺産で残した方が、いいレベル。
家を売ってでも工面するというわけにもいくまい。
ネットで、夢をあきらめるなと煽る大人たちもまた罪深い
ネットで煽っている大人たちは自分のビジネス・副業としてやってるんだよ
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