サピックスの上位100のうち10は中華系【インターにも中国人の教育移民が増加】
TheJapanTimesによると
・サピックスの上位100のうち10は中華系
・生徒数は平均5%だが校舎により25%
〇日本のインターナショナルスクールが中国人に大人気!
また、日本に所在するインターナショナルスクールも人気が高まっており
・ある横浜のインターでは生徒割合が25%上限に近づく
・中華系に最人気のインターとしては、日本最大規模のアメリカン・スクール・イン・ジャパン、麻布台ヒルズのブリティッシュ・スクール・イン・東京、松方ハウスの西町インターナショナルスクール
・日本のインターの授業料は北京の半分!
これらの現象は、従前母国教育させてた層などが、富裕層の摘発、コロナのロックダウン、家庭教師などの塾業界への規制、英語授業時間数の削減、激烈な受験戦争、米国行きの困難性増加や日本の物価の安さが考慮され、日本への流入が起きているとの解説
同日の別の記事でも、以下の報道がありました。
・中華系の知識人の日本流入が増加し魯迅などが来日した明治時代に類似
・米大卒の優秀な中華系大学院生の日本流入が増えているとの菊池朋生早大教授のコメント
自由を求め、米中関係悪化や米国内のアジアヘイトの増加も影響しているとのこと。
〇中国からの教育移民の効果
優秀な人材や富裕層の流入は世界的に歓迎する国が多く、日本においても歓迎すべきと考えます。
開成や東大の席が一つ取られるという超短期的な考え方もありえますが、強烈な競争心を持った優秀な人材が、クラスメイトになるのは、アカデミックな環境には刺激になり、プラスになります。
優秀なクラスメイトに刺激を受けることを期待して、偏差値の高い中学や高校を受験する方が沢山いるのも、優秀な人材に囲まれるニーズが高いことを示しています。
実際、中学受験の世界では、中華系親子のやる気をまのあたりにして刺激を受けているSNSアカウントも見かけます。
ちなみに、私も米国留学時には、アカデミックな観点ではクラスメイトにプラスの刺激を与えられたのではないかと自負しています。
技術流出とかの心配がSNSであがることもありますが、学生がどこまで、機密情報にふれるのかわかりませんが、必要な場合には国籍を問わない対策を立案し実行する必要があるでしょう。
日本人だから金に目がくらまないとか犯罪を犯さないというわけではありません。
ただし、米大のように、留学生には500万円の正規授業料を払わせ、自国(州)民には授業料を半額に割引したり、奨学金をたっぷりと支給するような方向性も模索する必要はあるでしょう。
米国では留学生は正規料金を払ってくれるカモ、もとい、「お客さん」なのが現実です。
外国からお金を巻き上げて、自国民に奨学金を払う財源として活用しているのです。
いずれにしろ、日本に優秀な人材が流入するのは、国力の増大につながるものと考えます。
(2023/11/29)
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