【東大への玉砕率ランキング】何人が目指したうえでの合格者数なのか⁈
【本ページについては2023/12/9にデータを加えた最新記事をご覧ください】
毎年、東大合格者数のランキングを眺めながら思う。
どれくらいの人が受験したんだろうか?
高校別の合格率は?
特攻している人が多いだけなのか?
玉砕した人の数は?
そこで、各学校の東大模試受験者数のうち、合格した人の率「学校別合格率」を算出した。
1からこの数値を引くことにより、「玉砕率」を算出した。
(←東大模試を受験しながら落ちた人と諦めて他大受験した人の合計値)
〇玉砕率が最も低いのは筑駒!(高校別)
東大【玉砕率】(あきらめ含む)高校別ランキング
*東大模試受験者総数上位10高の中でのランキングです
受験数…2023年第一回東大実戦模試受験者数(現浪含む)
合格数…2023年度東大合格者数(現浪含む)
数値のソースはあくまで、インターエデュやSNSなどネットで拾ったもの程度の信ぴょう性です。
(受験数はホントは「2022年」の東大模試の数で計算すべきものですがデータが手元にない...誰か提供お願いします!)
〇東大実戦の受験者数と玉砕率が高い学校
東大受験への誘導がなにかと物議をかもす西大和ですが、日比谷、県立浦和、ラサール、開成はそれ以上の玉砕率(あきらめ含む)となっている。
ラサールや県立浦和などでは西大和以上の東大受験への誘導が行われているのか⁈
開成や日比谷には、東大以外ありえないと既に潜在意識やプライドにインプットされているのか⁈
特に、現浪合わせた日比谷の東大模試受験者数が272人で全国2位というのは、異次元と言える。
マスコミや世間に公立復活の旗手として、もてはやされ、妥協が許されないプライドが校内に蔓延していることが容易に想定される。
一方で、日本社会のリーダーとなる若者が、貪欲に攻めていく姿勢は素晴らしいともいえる。
玉砕率6位~10位の、桜蔭・麻布・駒東・聖光・筑駒についても、
中学受験時に早慶付属校より上の偏差値であったために、
「早慶でよいのであれば、6年前に中学受験で100%入れた」という意識が高く、
「東大・京大・一橋・東工大・医学部でなければ損した」という気分になってしまう者は相当数存在する。
東大の全科類加重平均実質倍率は3倍程度。なので、4割以上もの人が合格している筑駒や聖光の実績は立派とも言える。
しかし、これらの超ハイレベルの学校において、受験生の夏時点でまだ東大を目指していた者の6割位は不合格(又はあきらめた)というのも諸行無常の響きがある。
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