ハーバードの入試制度と慶応幼稚舎【米最高裁判決後の方向性】
〇幼稚舎入試を更に過激に
米国一流大学(院)入試は、日本で言えば、慶應幼稚舎あたりの入試を過激にしたイメージ。
つまり、
・パパが東大だと加点
・実家が太い(寄付)と加点
・高校・大学のネームバリューで加点
・エッセイでクラブ活動とかで友達に人気あるイケてる人間とアピールできると大幅加点
・共通テストは7割でOK
みたいな感じ。
下記リンクのNewYorkTimes記事でも教員子弟加点や卒業生子弟家庭への加点は米最高裁から批判されている。
別の記事では米一流大学の入試変化の方向性として、
・個人的苦労などのエッセイが重視される
・学力テストの点が使われなくなる
・卒業生や大口寄付者の子どもへの加点がへる
・ビンボーだと加点される
・過去合格者を出してなかった高校に宣伝に行き受験を促す
という分析もある。
〇日系人への不利益は綺麗ごとレベルではない
アファーマティブアクション(多様性促進策)では、受験生のうち学力上位一割入る日系人より、下から4割の黒人の方がハーバード等に入りやすい状態となっている米国一流大学入試
サピ偏68の日本人を開成不合格にして偏差値58の△△を合格にする位のイメージ
ちょっと「アジア系が減っても多様性があった方がいいよね」とか綺麗事言えるレベルでない
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