ニューヨーク最難関高入試 なぜ学力試験廃止⁈
〇ペーパーテストの廃止の目的
・ニューヨークのエリート8難関高やバージニアにて学力試験を廃止
・中学(の上位1.5%等)ごとに入学枠を設ける(=黒人多め中学から黒人が合格できる)
→アジア系は半分に、黒人は5倍に。(元々人口比7割占める黒人ヒスパニックはエリート高校生総数の1割しかいなかった。最難関校のスタイベサント高校900人の新入生のうち黒人は10人のみ)
・貧乏だと加点、英語が不自由だと加点、低学力中学だと加点
→アジア系が73%から54%に落ちて、黒人・ヒスパニック・白人の割合上昇
アジア系は人口比2割しかいないはずの学区でトップ校の73%を占めるのも、まあ極端ですけどね。(データはNYT記事×2による)
昔はアファーマティブアクションって、白人vs.黒人と思われていたのだが、最近はアジア系を抑制する目的と手段になった。
〇国際スポーツのルール変更と似ている
まるで、日本人が勝ちだすと水泳やスキージャンプの規則自体が変えられてしまうという感覚と同じ。
アジア系がこんなに勝てるわけない=ルールがおかしいに違いない=ルール変えてしまえ!という感覚を普通の欧米人はもっています。
それにしても、アメリカってやることが極端なんですよね。学力試験だとアジア系ばかりになってしまうのが、ニューヨークの市長・教育長にも嫌われており、教育長がアジア系に入試制度が支配されているとか演説するのはスゴイ😱
いづれにしても、ルールの変更には勝たせたい人や勝たせたくない人が念頭に置かれているものなのです。
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